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ボレアルフォレストは北海道の大雪山国立公園にある然別湖しかりべつこを中心に活動しているガイドカンパニーです。


お知らせ
「月に一度は然別湖時間!」、次回は11月2日(土)「晩秋の水辺で長靴さんぽ」。ご参加お待ちしています!

☆モモンガとキツツキのイラストを添えた2種類の新作エコバッグ、ナキウサギとモモンガのイラストを添えた2種類のクリアボトル、WEBSHOPにて販売中です。

トップは10月中旬に撮った、然別湖の写真です。


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まつぼっくり通信

10月12日 然別湖

ケアラシに朝日が当たり始めた朝の然別湖。葉っぱの色はだいぶ落ち着いてきました。

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然別湖ってどんなところ?

(然別湖を写真で紹介⬆️)

「然別湖(しかりべつこ)」は北海道・十勝の帯広市の北方、大雪山国立公園の山あいにある天然の湖です。北海道の中では最も標高が高いところ(標高約800m)にあり「天空の湖」とも呼ばれています。然別湖のまわりにある山々は大昔の火山活動で出来ました。その山々がこの地を流れていた川を堰き止めて「然別湖」が誕生したと考えられています。白雲山や天望山(通称「くちびる山」)などの周囲の山々は針葉樹と広葉樹が入り混じった深い森に覆われ、林床にはコケ類や地衣類、シダ植物などが自生しています。四季折々の風景が楽しめ、火山活動が残したガレ場地形や風穴などの特徴的な自然も見ることが出来ます。また、氷河期の生き残りと言われるナキウサギなどの生き物も暮らしていて、湖畔には温泉もあります。そんな然別湖の自然を楽しむにはカヌーやカヤック、森歩きや山登りがおすすめです。


夏の然別湖

夏の然別湖

水深は最も深いところで約100m。湖岸線の長さは約14km、入り組んだ形をしていて、九つの湾があります。真ん中より少し北側に弁天島と呼ばれる小島があります。湖水は季節ごとに色合いや透明度が変わり、澄んでいる時は10m以上深い所まで見えます。また、陸封されたオショロコマが然別湖に適応して進化したと言われるミヤベイワナという魚も棲んでいます。

冬の然別湖

冬の然別湖

冬季は全面結氷して厚い氷に覆われます。12月頃、岸の方から凍り始め、年末から年始くらいに全面に氷が張ります。がっちり凍った然別湖の氷上や、ふかふかの雪が積もった森をスノーシューで歩くことも出来ます。雪化粧した森はとても美しいです。春が近づき、湖の氷が解けるのはだいたいゴールデンウィーク頃で、キャンドルアイスも風物詩になっています。